はじめに。

 

 

はじめに…日本人は貯蓄好き?

 

はじめまして、totです。

  

先日知り合いの人と話しててこんな話になりました。

 

「お金って預けてても全然増えないですよねぇ…」と。

 

特にここ10年くらいは、銀行をはじめとする金融機関が低金利を掲げており、お金をか利用する人にとっては有利だが、お金を預ける側にとっては、預けた結果の金利が二束三文な状態が続いている。

 

実際、大手都市銀行のスーパー定期預金の金利を見てみると、1年定期でその金利はこぞって0.01%となっている。

仮に100万円を銀行に預けたとしても、1年後には100万100円にしかならないのです。ATMで1回お金を引き出したら吹き飛ぶレベルです。そして、家賃などを振り込んでも吹き飛ぶレベルです。

 

銀行名 預金 1年定期 1年後
東京三菱UFJ銀行 ¥1,000,000 0.01% ¥1,000,100
三井住友銀行 ¥1,000,000 0.01% ¥1,000,100
みずほ銀行 ¥1,000,000 0.01% ¥1,000,100

  *2017年7月22日現在

 

これだけITが発達しているのに、預けているお金を引き出すのにお金がかかるのは一体どういうことなんでしょうか。

 

 

さらに日本人の2人以上世帯の平均貯蓄額は2016年のデータで1,800万を超えているという(中央値:1,064万)*1

 

感覚的に「そんなにみんな貯蓄しているの??」という印象を持つ人が多いのではないかと思うが、実は年齢別の内訳を見ると、かなりの差があることがわかります。

 

【世帯主の年齢階級別貯蓄(2人以上世帯)】

年代 貯蓄額(万円)
40代未満 ¥574
40代 ¥1,065
50代 ¥1,802
60代 ¥2,312
70代以上 ¥2,446
平均 ¥1,802

 

 40代を超えると平均値で貯蓄額1,000万を超えるのですね…。

 

 

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貯蓄の内訳

さらに詳しく見てみると、貯蓄の内訳としては以下のようになります。

 

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なんと貯蓄の6割以上が預貯金にまわっているのです。 

これだけ預貯金にまわっているという事実には驚愕でした。

 

しかし、上述した通り、昨今預金をしても、その金利は0.0…%で、お金を引き出したり振込処理をしただけでマイナスになってしまう状況です。

 

これは、お金を貯めてる…というのでしょうか。

 

 

 

新しいお金の使い方? 

 

じゃあ、どのようにしたら良いのでしょうか?近年、特にインターネットサービスの発展によって様々な金融商品が出てきています。

*IT×金融でFintechなどとも言われています(ただし、Fintechはお金を投資するサービスだけを表しているだけではないので、Fintechの一部という表現が正しいですね)

 

仮想通貨・ロボアドバイザー・FX・投資信託・株式投資・ソーシャルレンディング ・クラウドファンディング・ICOなどなど…

 

上記の中でいくつかの用語については、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

各分野において、様々な特徴をもったサービスが出ている一方で、どれが良いのか、怪しいのか怪しくないのか、どれほどのリスクがあるのか、などわからずに手がつけられていない人も多いかと思います。

 

そこでこのブログでは、いち個人の実験として、上記の分野における収益や費用対効果、リスクなどを数値とともに公表していきたいと思っています。

 

 

最後にお断り…

 

 念のため、最後にいくつかお断りを述べておきます。

この一連の文章は決して、銀行さんをディスってるわけではありません。また、今後公表していく内容については、それを全て鵜呑みにせず、最終判断は各個人でお願いします。

 

そして、わたし自身はどちらかというと、こういった分野については、シロウトです。プロの方やご経験のある方からすると無駄だったり非効率なことだと思われるかもしれませんが、シロウト的な目線で見たときにどうなのか、という実験だと思っていますので長い目で見守っていただけると幸いです。

*1:出典:参照元:総務省 家計調査報告「貯蓄の状況」「世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況