GMOメイクショップ株式会社 第13期決算公告 / 売上推計は23億?利益率は10.7%?

こんにちは。totです。

 

GMOメイクショップ株式会社 第13期決算公告

代表取締役社長:向畑 憲良

当期純利益:2億5,482万円

利益剰余金:6億7,859万円

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GMOメイクショップの事業領域

 

GMOメイクショップはMakeshopというオンライン構築ASP事業をメインに行なっています。いわゆるECサイトを構築できるシステムを販売している企業です。

 

アカウント数は約22,000件で、2016年1月〜2016年12月の年間流通額は1,441億円とのことなので、平均で1店舗あたりの流通額は650万ほどになるかと思います。ただし、おそらく顧客によって大きく差があるかと思いますので、中央値はもっと低い値だと考えられます。

 

 

GMOメイクショップ自身の売上については、公表されていないため詳細はわかりませんが、ビジネスモデルとしては、

 

アカウントの数 × 顧客平均単価

 

で成り立っています。

料金体系としては、初期費用+月額課金モデル+オプション料金となります。

 

GMOグループにおけるEC支援ビジネスは、GMOペパボ(カラーミーショップ)とGMOメイクショップの2つとなります。

この2つで有料顧客は7.5万店舗となるようですので、

カラーミーショップ:5.3万店舗

メイクショップ:2.2万店舗

となります。

さらに、GMOペパボのカラーミーショップとGMOメイクショップの2つを合わせたEC支援事業は2016年通期で81億円の売上となるようです。

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計算が若干粗いですが、2つのビジネスの平均単価が同じだとすると、

81億円(年間売上)÷5.5万店舗 = 平均単価となります。

計算すると、1店舗あたりの売上高(顧客からGMOに対しての)は10万8,000円となります。

 

この平均単価に対して、GMOメイクショップの顧客数22,000店舗を乗じてあげると、GMOメイクショップの売上推計値を出すことができます。

 

10万8,000円 × 22,000店舗 = 23億7,600万円

 

売上:23億7,600万円

 

となります。

当期純利益が2億5,482万円となりますので、純利益率は

 

2億5,482万円 ÷ 23億7,600万円 = 10.7%

 

GMOメイクショップの利益率は10.7%となります。