こんにちは。totです
桐灰化学株式会社 第70期決算公告
代表取締役社長:中村 聖一郎
売上:79億1,800万円
当期純利益:1億3,876万円
利益剰余金:37億3,842万円
桐灰化学の事業領域
桐灰化学は、創業時本社は広島県だったが、現在は大阪府に本社を置く。桐灰化学の由来は、創業当初製造したカイロの原材料が桐の灰だった事が由来となっている。
桐灰化学と言えば、カイロのイメージが強いが、国内におけるトップメーカーである。2001年に桐灰化学は小林製薬に買収されている。その買収金額は90億円にものぼったと言われている。
カイロは当時、海外では医療用カイロのみが普及しており、今後使い捨てカイロの需要を見出すことを考えた小林製薬は桐灰化学を子会社として迎えることでカイロの海外市場へ打って出たいと考えたのである。(小林製薬は海外に対して販売チャネルを既に持っていたため、その流通を利用してカイロを世界市場で撹拌できるのではないかと考えていた)。
また、カイロの効果である”あたためる”というのは、痛みを和らげたりできる要素も持ち合わせているため、小林製薬の医薬品事業ともシナジー効果が期待できるのではないかと考えていた。