こんにちは。totです。
株式会社雪国まいたけ 第34期決算公告
代表取締役社長:足利 厳
売上高:270億800万
営業利益: 32億3,400万
当期純利益:8億6,100万
雪国まいたけの事業領域とこれまでの歴史
雪国まいたけと言われて皆さん思い浮かぶのが、まいたけ、ぶなしめじ、ほくと…と言った同社の主力製品とともに以下のCMではないでしょうか?
…時代を感じますね。2008年のCMのようです。
また、2017年7月21日に雪国まいたけに関する大きなニュースがありました。
お米で有名な神明が雪国まいたけの株式49%を取得したとのことです。しかもその取得相手がベインキャピタルだそうです。そもそもベインキャピタルが100%雪国まいたけの株を取得していたことに驚きました。
そこで気になったので、雪国まいたけについて調べてみました。
新潟県を本社に置く雪国まいたけは、もともと”もやし店”からスタートしたそうです。そこからまいたけやその加工品などを扱うようになり、東京にも進出し、2000年には東証2部に上場しました。
上場後は中国でバイオセンターを設立するなど、順調に事業拡大を行ってきたが、2013年、不適切会計を理由に当時社長だった大平喜信氏が辞任。その後、星名光男氏が社長を引き継ぐも、その後の株主総会動議で取締役に選任されず元ホンダ専務取締役の鈴木克郎氏が社長に就任。
2015年には、ベインキャピタルがTOB(株式公開買付け)を発表し、取締役会が承認。100%ベインキャピタルが株式を買取り、2ヶ月後に東証2部からの上場廃止がなされた。
そして、2017年に100%のうちの49%を神明がベインキャピタルから株式を買い取ることとなった。
なかなかドラマティックな会社だと思われます。